整ったレポートを作る〜LATEX


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LATEXとは
LATEXの基礎
作業を楽にする〜AUC TEX

LATEXとは

レポートを書く時、210の端末で文章を作成すれば、 ペンで書くのと違って修正しやすく、 また、結果のグラフなども容易に取り込めるので、 見栄えのするレポートを書くことが出来ます。
サンプルを見てみる

LATEXの基礎 基本的には普通に文章を打っていけば良くて、 見出しなど修飾したいところにコマンドを入れます。 又、原版のスペースは実際には現れませんので、 もしスペースを出したかったら、コマンドで指定します。
原版の最初に、おまじないとして

        \documentstyle[a4j]{jarticle}
という文をつけておき、あとは
        \begin{document}
           本文
        \end{document}
という構造をとり、”本文”のところに文章や 修飾のコマンドや図・表を記述します。
一通り書き終ったら、このままでは、コマンドなどが実行されないので、 一度.texという拡張子をつけてセーブし、このファイルを.dviというコマンドを実行したものに変換します。
%jlatex "ファイル名.tex"
こうすると、実際のイメージが出来上がります。 出来上がったものを見てみるには
%xdvi ファイル名.dvi
また、印刷するには、ポストスクリプトという形式にしてからでないと、 印刷できないので、次のように命令します。
%dvi2ps ファイル名.dvi | lpr

作業を楽にする〜AUC TEX

LATEXのファイルを作る時、いちいちコマンドを 記述するのは面倒に感じます。 その負担をする為にAUCというものがあります。 これはファイルの拡張子を".tex"にするとemacsが 自動的に"jLatex Fill"というモードになるので、 このモードで、AUCが使えます。 (このモードになっていない時は "M-x japanese-latex-mode"を実行して下さい)
具体的には以下のようなことが出来ます。

C-c C-e
\begin〜\endで作られる環境を作ります。
どの環境にするかを指示に従って入力して下さい。(Tabキーが使えます)
最初の1回目は"document"の設定を作ってくれます。
C-c C-s
"chapter"や"section"を作ってくれます。
C-c ~
"Latex-math-mode"という状態になり、例えば`aを入力すると、 \alphaに変換してくれます。
C-c C-c
組版をします。
成功した後にもう一度やると"xdvi"が立ち上がります。
参考文献…『AUC TEX Ver.7.3』(ルーズリーフ)


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